2020年6月現在、新型コロナウイルス肺炎の影響で、演劇やライブなどが相次いで公演キャンセルとなっています。
始まりは、2020年2月末。コロナウイルス陽性の方が、或るライブに参加していた事が判明したことがきっかけでした。
一度始まった公演キャンセルの波は、2020年6月現在まで止まることなく続いています。ライブの他、様々な業種店舗の休業やスポーツイベントの中止まで、多岐に及んでいます。
以前から楽しみにして購入していた公演のチケットを、この中止の波で払い戻ししなくてはならなくなった方もいらっしゃることでしょう。私ももれなくそのひとりです。
目次
各プレイガイドの対応方法の確認
ここでは、各プレイガイド等での対応を、私が経験したものをまとめていきたいと思います。参考になれば幸いです。
・e+(イープラス)
・ローチケ
・Bunkamura
払戻方法の一部を、経験に基づいて記載しています。
確認事項<各プレイガイド共通>
演劇・ライブの公演予定日の開催が見合わせになっても、払い戻しになるかどうかは公演に依ります。まずは状況を確認しましょう。
確認は、購入したプレイガイドや公演のWebサイト、ライブならアーティストのホームページ(HP)を確認します。メールでの通知がある場合もありますので、メールも確認しておきましょう。
中止が決定している時は、払い戻しの手続に進む場合が多いようです。
当日の公演が見合わせになっても、別の日程で延期の場合もあります。
公演の「見合わせ」で、「中止」と明言されていない場合は、続報を待ちましょう。振替公演にシフトした場合には、払い戻しではない別の対応になる可能性が高いです。
プレイガイド別の対応方法の確認
e+(イープラス)
まず、e+(イープラス)。
URL: https://eplus.jp/
中止が決定している時は、払い戻しの手続に進む場合が多いようです。
公演によって中止か延期かの対応は異なりますので、メールまたは会員メニューの申込み状況照会で確認しましょう。
メール:「払戻詳細」等の文言がメール件名があるとき、また文面に「下記返金方法をご確認ください」と書かれているときは、メール本文に記載されていると思われますので確認します。
メール例:
ここで、クレジットカード払いで購入したか、それ以外(コンビニ払い)で入金したかを確認しましょう。※申込時に送付されたメール、またはマイページ等で確認できます。
クレジットカード払いで決済した場合
チケット購入時に、クレジットカードで決済した場合は、払い戻しの際の手続きは不要と書かれていますので、特に手続きの必要はないようです。
クレジットカード以外の方法で決済した場合
チケット購入時、クレジットカード以外の方法(コンビニ払いなど)で支払った場合は、追って送付されるメールを待ってから手続きを進めることになります。
上記のメールのあと、返金手続き開始の通知メールが到着しましたので、さっそく確認します。
メール例:
(支払い方法がクレジットカード以外の場合)
今回は、2020年7月公演予定の舞台でしたが、既に2020年4月中旬には中止の決定の通知が来ていました。その後、翌月5月になって「返金手続き可能」の通知メールが送付されました。
クレジットカード以外で決済済みの場合、上記メールで通知の「ウェルネット送金サービス」で返金されるため、手続きが必要になります。
クレジットカード以外で支払った場合
①メール受信後、e+のマイページ「申込み状況照会」→各申込みのうち、該当チケットの「詳細」を押す。
②「返金情報」の「ウェルネット返金手続きはこちら」を押す。
③<銀行振込>または<セブン銀行ATMでの受取>を選ぶ。
希望の方法を選ぶと、情報の入力画面に移動するので入力していきます。
※それぞれ銀行口座の情報の入力が必要。
・銀行…「金融機関名」「支店名」「口座種別」「口座番号」「口座名義人名」
・セブン銀行ATM…「提携先コード」「お客様番号」「確認番号(パスワード)」
その他、「メールアドレス」(通知用)を入力します。
私は今回、「銀行振込でのお受取り」を選択したので、その手順で気になった部分をご紹介します。
・口座名義人名の入力時の注意:
漢字での入力はできないため、カタカナで入力します。
通帳などで、カナ(全角半角含め)を確認しましょう。
全角カナで入力する時、濁点や半濁点付きの文字は、濁点を含んだ文字でよい。「ガ」で可(「カ゛」ではない)。
小さい「ャ」や「ッ」等は、小文字で入力せず、通常の文字で入力します。
注意しつつ入力が完了すると、「返金受付完了メール」が配信され、その後「送金完了メール」が届きます。私の場合は、この2通のメールの間隔、わずか1分ほどでした。
無事に送金が完了したかは、通帳記入やネットバンキングの残高照会などで確認しましょう。
口座で返金の確認ができたら、「銀行振込でのお受取り」による払い戻しの作業は完了です。
セブン銀行ATMの返金は、セブン銀行の口座を持っていないため今回使用しませんでした。詳細は下記URLページでご確認ください。
参考URL:https://eplus.jp/sf/refund1/w-type
ローチケ
ローチケの購入済チケットで、公演が見合わせになったのはバンドsumikaのアリーナツアー「Daily's Lamp」。新型コロナウイルス感染症の影響で、軒並み公演が見合わせとなりました。仕方ないことですが…やはり中止は悲しいですね。
振替公演の日程が調整できなかった公演から、中止が確定し、払戻し期間・方法のお知らせがメール等で送られてきました。
sumikaの公式サイト(http://www.sumika-official.com/)の最新情報から、各公演の払戻方法が記されています。
アーティストの公式サイトで、公演について何らかの情報が得られると思いますので、ご自身の購入チケットのアーティストの公式サイトを確認してみてください。
ここでは、ローチケでの払戻方法を確認します。
用意するもの:
・中止になった公演のチケット(発券してあるもの)
・チケット発券時に一緒に発券された「各種手数料券」
払戻場所:発券したコンビニチェーン
発券したのがローソンならローソン
発券したのがミニストップならミニストップ
※週末の朝10~12時は、チケット発売の時間と被ってアクセスが集中するようなので、避けた方が良いかもしれません。エラー怖い。あと、深夜21時~早朝6時頃とその前後はレジの釣銭不足している可能性も高いので避けたほうが賢明のようです。(参考URLより)
払戻方法:参考URL
チケットを購入・発券する時と同じく、店内の端末「Loppi」を使用し、払い戻し申込券を発券して、レジにチケットと申込券を持っていき払い戻してもらいます。
払戻申込券の発券方法
①「Loppi」の画面から「ローチケ」をタッチ
②次画面「チケット払い戻し」をタッチ
③チケットの左側のバーコードをスキャン※
④内容が表示されるので、OKなら「○確定する」をタッチ
⑤申込券が発券される
発券された申込券とチケットを持ってレジへ。
チケット購入時と流れ(端末操作→申込券発券→レジ)なので、とくに難しくない作業だと思います。
※チケットのバーコードについて
発券済みのチケットには「チケット」と「各種手数料券」があり、作業前に戸惑ったのですが、チケットの方のバーコードをスキャンしましょう。各種手数料券の方のバーコードでは次の画面に進めませんでした。
(上画像のチケットは払戻が完了しています)
Bunkamura
Bunkamuraのチケット購入サイト:MY Bunkamuraで購入したチケットも、新型コロナウイルス感染症の影響で予定公演が中止となり、払戻対象となりました。
URL:https://my.bunkamura.co.jp/
早々に中止のお知らせが来たのが、シアターコクーン公演「桜の園」。続いて「母を逃がす」の公演も中止のお知らせが届き、残念な気持ちでいっぱいでした。
今回はコロナが原因の公演中止です。密集してしまう劇場での公演は難しいですね。
手持ちのうち、中止になり払戻対象になった公演は2公演。
MY Bunkamuraでの購入はクレジットカード決済のみで、この払戻はカード会社から行われ、実施時にメールが配信されるとのことでした。
該当公演
・「桜の園」2020年4月公演…4月頭には中止の通知→5月27日、通知メール
・「母を逃がす」2020年5月公演…4月に中止の通知→6月6日、通知メール
クレジット会社が処理を完了したら通知が来るとのことですが、2020年5月下旬、「桜の園」チケットの分のメールが届きました。
上図は、メールの一部です。
Bunkamuraの払戻は、「完了通知メールを待つ」。そして通知がきたら、完了日や処理予定日に合わせて口座の確認をすることになります。
今回、Bunkamuraよりメールが届きましたので、次はクレジット会社からの通知を待ち、該当の口座の確認もしてみようと思います。
払戻手続きまとめ
今回の新型コロナウイルス感染症の影響による公演中止・チケット払い戻しについて分かったこと。
1.ローチケはLoppi処理→レジにて返金(チケットが必要)
2.クレジットカード払いをした場合多くは、カード会社による処理になる
3.クレジットカード以外の支払い方法の時は、プレイガイドにより対応が異なる。
クレジットカード会社に処理を任せている場合以外は、手続きの期限があります!必ず期限を確認して、期限内に処理を済ませましょう。
新型コロナウイルスの影響下、チケットを払い戻す機会が増えたと思いますが、少しでも参考になりましたら幸いです。
少しでも早くコロナの影響が落ち着いて、ライブや劇場での公演に安心して足を運ぶことのできる世界になりますよう、心から願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。